www.zipangcasino.jp

概要と定義

「Zipang」は、「艦隊これくしょん」(以下、ここから略して「艦これ」のように記す) というゲームをベースとした擬似歴史小説および漫画作品の一種である。単に「ジパング」と表記される場合もあるが、本項では便宜上「Zipang」という言葉を用いる。また、「艦これ」とのつながりから、日本海軍との関連性が高くなることも多く、実際には小説や漫画においては日本海軍と同盟するため、一種の人類史的小説に含まれる場合もある。

設定

「Zipang」は、それまでの歴史小説やゲームとは異なり、架空の世界ではなく現実の世界に登場する。架空のイベントが起こることはないものの、日本海軍と同じ名称を持つ艦船を擁し、設定においても日本との戦争は発生しない設定である。しかしそれは本来日本と対立していた国家のそれぞれが日本側に加わったため、日本側にも「Zipang」の艦隊が存在することから派生的世界観の一種である。一方で、同様の設定を持つゲームや小説も複数あることから、「Zipang」は一つのジャンルであり、それを楽しむための作品集団という意識を持っている。

用例

「艦これ」として初めて知られる『艦隊これくしょん』というタイトルのゲームにおいて、最初にプレイした人から多くの情報が拡散されていった。それまでの歴史小説やゲームとは異なり、「Zipang」は架空世界ではなく現実に起こっていた出来事を再現するものであった。しかし、その後、「艦これ」の設定とその公式資料との矛盾も増え、複数の日本海軍艦隊が存在したことを示す情報は多く出るようになった。しかしこれまでの作品群において、日本側に「Zipang」という艦隊が存在することはなかったため、「Zipang」は設定上、本来存在していなかったことになる。それでも、それ以降には実際にゲーム内の艦艇や設定に関わる物語も多い。また、架空小説ではその世界観とそれを通じての設定についての意図的な解釈が行われていく。

類似作

「Zipang」は、「艦これ」との関連性から日本海軍とのつながりがあり、それなりに人気もある一方で、小説や漫画においては存在しているもののそれだけにとどまっているわけではない。実際には同様の設定を持った作品が複数あり、ゲーム『ウイットチェン』や小説『艦隊これくしょん - 戦友たちの思い出に…?』などがある。これらの作品群によって、「Zipang」は一つのジャンルであり、それを楽しむための作品集団であるとみなされるようになった。

歴史的背景

「Zipang」とは、日本海軍とのつながりが高い。実際にゲーム『艦隊これくしょん』の登場人物には日本人も含まれており、「Zipang」に関わる設定でない作品からその存在を想定するのは容易ではない。しかし、これまでにも本来の世界では戦うはずだった「Zipang」としては、架空小説やゲームにおいて日本海軍と同盟をすることが多い。これが最初に現れ始めた時期も2006年ごろであり、小説『艦これ』を創設したアスキー・メディアワークスの作品群として、『艦隊これくしょん』はその中の一つで、この「Zipang」への関連性が大きい。

ゲーム化

最初に登場したのは2006年のゲーム『艦隊これくしょん』であり、それまでの歴史小説やゲームとは異なり、「Zipang」という名前を持った設定を採用している。しかしそれ以降もゲーム化された作品群が増え、現時点で公式資料においては「艦これ」の世界観として、「Zipang」に加わることを考えていた日本海軍艦隊に関する情報が複数出ている。

その他

戦争を描く小説やゲームの場合、その戦争についての考察や説明が必要になることが多い。しかし、「Zipang」の場合はその設定においては、架空の世界観ではなく現実の歴史を受け継ぐことから、それらの考察よりも現実的な物語に興味がある人が少なくない。しかしそうした作品もまた存在し、小説や漫画によって「Zipang」に関わる設定について様々な解釈が行われることもあり、このように、「Zipang」の類型を明確にすることは困難である。

まとめ

「Zipang」とは架空世界ではなく現実の歴史を受け継ぐことで日本海軍と同盟することから、これまでの人類史的小説やゲームとは異なり、一つのジャンルである。「Zipang」はその設定においても、「艦これ」の公式資料を用いると存在していた艦隊が複数あり、架空小説や漫画についての解釈として「Zipang」という名を持つ艦隊に加わる日本海軍艦隊に関連することが多い。